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『那須』の紅葉を楽しむヒント【その2】〜バスで那須の紅葉狩り!

今回も、那須の紅葉を楽しむヒントをご紹介します。おすすめはズバリ!路線バス!バスを利用しての紅葉見物。

 

紅葉が始まっています!目線の高いバスでゆる〜い那須旅はいかが?

先日お伝えした那須岳姥ヶ平の紅葉は、見頃を迎えています。那須ロープウェイからの眺めや駒止の滝の景色も、もう間もなく見頃となりそうです。那須には紅葉狩りを楽しむお客様がたくさん訪れています。

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そんな中、最近はマイカーでなくバスを利用する人が増えているんですよ。山道での車の運転が不安とか、もう年齢的に車だと疲れるとか、今の若い人は免許を持たない人が多いとか、旅行の時くらい食事時にビールが飲みたいとか...いろんな理由で車でないお客様が年々増えてます。

しかし...、はっきり言って、那須は公共交通機関つまりバスが不便です。

本数少ないし運賃高いし、同じ場所にあるバス停なのに名前がいくつもあって分かり難いし、乗り換えなどの案内が不十分だし...。「何となく面倒」と思わせてしまうような有様です。

本当はバスの旅、おすすめなんですけどね。車高の高いバスの窓から見る景色は、乗用車からのものとはまるで違います。雑木林や高原といった那須らしい風景を眺めながら、のんびり気楽に旅することができると思います。

以前のブログで書いた「ゆる〜いプラン」の那須旅に、バスを上手に使ってもらいたいものです。

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那須の観光や紅葉狩りをバスでという人は、先ずは那須町観光協会が発行している「那須高原バスMAP(2018年秋)」というパンフレットを入手することをおすすめします。

このパンフレットは季節運行バスが走る「春」と「秋」に発行されています。期間限定ではありますが、那須町内のバス路線と時刻が網羅されているので、那須でバスを利用する人は必見です。路線バスや町民バス、観光周遊バスなど那須町内で走るバスがまとまって載っているものは、これしかありません。

パンフレットは以下からダウンロードできます。

「那須高原バスMAP」季節運行バス「那須もみじ号」10月6日〜10月28日運行

 

路線バスと季節運行バスで紅葉狩り!おすすめルートとお得情報

とは言っても、よく知らない場所のバス路線図と時刻表を並べても、なかなか自分が行動するルートと時間配分を組み立てるのは大変です。

なのでここでは、私の個人的な「2018年 紅葉狩りおすすめルート」を紹介します。

《注》以下のルート紹介は、あくまでも個人的なものです。時刻は交通渋滞等の影響で変更となる場合があります。運賃表示は大人ひとり。 各々をクリックすると時刻表や各社のページにリンクします。 

 

[おすすめルート1]東京をゆっくり出発!大パノラマと紅葉の森散策を満喫!

休日の朝に思い立って出発しても大丈夫!東京から新幹線で70分。那須塩原駅に降り立つと空気が違います。そこからは路線バスに乗って、どんどん標高が上がって行きます。茶臼岳と那須平成の森でちょっと歩くので、トレッキングシューズを履いて行きましょう。雄大な景色や森林浴で、帰る時には「あ〜、スッキリした!」という気分になること間違いなし!

東北新幹線:東京駅9:16発[なすの255]→那須塩原駅10:26着

路線バス那須塩原駅10:45発→那須ロープウェイ12:02着(運賃1,400円)

那須ロープウェイ山麓駅12:20発→山頂駅12:24着(往復運賃1,800円/茶臼岳9合目まで約4分、20分間隔で運行)

④山頂駅にてランチ&ちょい歩き(山頂駅では軽食の販売があります。焼きもちが美味しい!山頂駅から分岐点まで200mくらい歩くと次の写真のように素晴らしい景色が広がります)滞在時間約1時間程

那須ロープウェイ:山頂駅13:40発→山麓駅13:44着(20分間隔で運行)

路線バス那須ロープウェイ14:08発→那須平成の森14:29着(運賃470円/那須平成の森は水曜定休なので注意、入園無料)

那須平成の森を散策(平成の森フィールドセンターから駒止の滝まで往復約90分のちょい歩き)滞在時間約2時間程

季節運行バス「那須もみじ号」那須平成の森16:30発→那須湯本16:44着(運賃570円)

那須湯本温泉17:00発、那須塩原駅行きの路線バスがあります。宿泊の場合は宿へ、お帰りの場合は駅へ(那須塩原駅まで運賃1,000円)

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写真:那須ロープウェイ山頂駅から約200m程先、分岐点からの眺め(2017年11月5日) 

 

[おすすめルート2]那須もみじ号」フル活用!お花畑とモフモフと紅葉狩り

茶臼岳方面とは趣の違う、高原らしい広々とした牧歌的な景色を楽しめるルートです。広大なお花畑を眺めて深呼吸。モフモフ動物に癒される〜。そして那須ゴンドラに乗って紅葉狩り。先ずは、那須高原観光案内所(那須町観光協会)で季節運行バス「那須もみじ号」の1日乗降り自由お得なフリーパス(1,600円)を購入して出発!

路線バス那須塩原駅8:35発→那須湯本温泉9:25着(運賃1,000円/那須塩原駅から向かう場合、「那須もみじ号」始発に乗るにはこの時刻)

季節運行バス「那須もみじ号」那須湯本9:32発→那須フラワーワールド10:06着(区間運賃1,250円、もちろん1日フリーパスを購入すれば各区間運賃は要りません/那須フラワーワールドでは広大な敷地にケイトウサルビアなどが咲いています。入園料700円〜花の先具合によって変動)滞在時間約40分程

季節運行バス「那須もみじ号」那須フラワーワールド10:50発→那須アルパカ牧場10:55着(区間運賃400円/那須アルパカ牧場では約400頭のアルパカがのびのび暮らしています。ふわふわモフモフに癒されてください!入園料800円◀アソビュー那須アルパカ牧場のお得な前売りチケット650円が購入できます)滞在時間約1時間50分程

季節運行バス「那須もみじ号」那須アルパカ牧場12:50発→マウントジーンズ那須13:00着(区間運賃600円)

山麓駅ベースロッジにてランチ(ベースロッジに山麓レストラン、山頂駅に山頂カフェがあります。ピザやパスタ、カレーなどしっかり食べたい場合は山麓レストランへ)

那須ゴンドラ山麓駅→山頂駅(往復運賃1600円/山頂駅まで約10分の空中散歩。山頂駅周辺は遊歩道が整備されているので、森を散策したり雄大那須連山を眺めたり!◀アソビュー那須ゴンドラのお得な前売りチケット1300円が購入できます)滞在時間約3時間程

那須ゴンドラ:山頂駅→山麓駅(山麓駅まで約10分。下りも眺めは最高!)

季節運行バス「那須もみじ号」:マウントジーンズ那須16:25発→那須湯本16:44着(区間運賃800円)

那須湯本温泉17:00発、那須塩原駅行きの路線バスがあります。宿泊の場合は宿へ、お帰りの場合は駅へ(那須塩原駅まで運賃1,000円)

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写真:那須ゴンドラ(紅葉ゴンドラ)

お得情報!

路線バスが2日間乗り放題のパス「那須高原フリーパス」/大人人2,600円という、路線バスで使えるお得なパスがあります。(おすすめルート1の路線バスと那須ロープウェイ割引を使用した場合450円お得。2日間有効ですが、当日1日のみの使用でもOK。季節運行バスには使えません)。お買い求めは必ず那須塩原駅停車中のバスの中で、運転手さんからバスが発車する前に購入してください。

季節運行バス「那須もみじ号」/1日フリーパス(1,600円)は、那須高原観光案内所(那須町観光協会)のほか、JR東日本の主な駅にあるびゅうプラザ旅行カウンターで事前購入することもできます。【おすすめルート2】の場合、1,450円もお得!

◎路線バス無料サービス/那須温泉旅館協同組合に加盟する旅館やホテルに泊れば、那須塩原駅との 往復の路線バス代を宿泊施設が負担してくれる「路線バス無料サービス」を利用できます。詳しくは、那須温泉旅館協同組合ホームページをご覧ください。

 

目的に応じて那須を走るバスを利用しよう

その他にも以下のようなバスが走っています。

那須高原観光周遊バス「きゅーびー号」那須高原の中にある観光施設やお店、ホテルなどを停車しながらグル〜っと周遊しているバスです。

那須町民バス那須湯本から黒田原方面へ行く町民バス。町民でなくても利用できます。芦野の遊行柳へ行きたい人は、ひとまず黒田原まで行って、その先は路線バスまたはタクシー。

日光国立公園をむすぶ「日光・那須 満喫ライナー」 :2018年秋は、10/13、14、20、21の4日間、1日2往復運行。那須湯本温泉から塩原温泉、道の駅湯西川、鬼怒川温泉、そして日光駅の間をバスで移動できます。紅葉シーズンのルートは、最高の眺め!!2019年春にも運行予定。

 

バスでの那須旅、ぜひ!試してみてください(^^)